---月経カップを使ってみよう~スタッフレビューも添えて~

月経カップを使ってみよう~スタッフレビューも添えて~

最近日本でも話題になている《月経カップ》
当店でも取り扱いを始めましたので使い方を改めて紹介したいと思います★

生理。

それは女性の中の悩みでもベスト10に入るくらいの身体の現象です。

初潮を迎え閉経するまでの年齢には個人差が有りますが、
仮に13歳から50歳までとしても約37年もの間生理と向き合わなければなりません。

今日はその生理の時に活躍する生理用品の1つ、月経カップについてご紹介していきたいと思います!

 

 

月経カップとは?

 

生理用品というと男性の方でもだいたいご存知なのが

ナプキンとタンポンくらいでしょうか。

 

 

第3の生理用品とも呼ばれているのがこの月経カップです。

ソフトシリコンなので柔らかく、折り曲げて膣の中に入れます。

そうするとこのカップの中に経血が溜まっていくという仕組みです。

 

このブログでも何度か登場しているサティスファイヤーというドイツ発のラブグッズブランドが

今回9月から月経カップを販売開始しました。

左からドルフィンモチーフのブルー。

ストリングタイプのパープル。

ハンドルタイプのホワイト。

3種類あり、とても可愛いデザインです★

 

 

使用前に

 

まず購入したら自宅で煮沸消毒します。

鍋にお湯を入れ火にかけ沸騰したらカップを入れます。

10分ほどたち取り出したら水でゆすぎ水気をしっかり乾かします。

(鍋底にカップが付くとカップが損傷する可能性があるのでたっぷりのお湯を使うのがベスト)

鍋が出てきた時点で(めんどくさい・・・)と思ったアナタ!

大丈夫、耐熱容器にたっぷりのお湯を入れ、レンジで5分でもOKです!

(私は使用前は鍋でやりましたが、使用後保管する時は

料理するお鍋は抵抗があったので耐熱用の深めのタッパー(砂糖とか入れるような)にしました。)

使い方

 

まず手をしっかりと洗いましょう。

次に足を開き体の力を抜いて楽な体勢になります。

(なれない方や体が硬い人は片足をどこかに乗せるといいです)

そしたら月経カップを折りたたんで膣内に挿入します。

 

挿入に不安があるなら両サイドを折って

先端を細くして入れる方がスムーズに挿入できるかもですね。

個人的には下の方が入れやすかったです。

 

 

わかりやすく図付きの説明書が入っていますので安心してください。

この時、膣内に入ると折りたたんでへこんだ部分がポコっと開き

ハマった感じが分かるようになります。

個人的な意見ですが、おしっこを我慢する時のような感じで

内股をグッと締めると定位置にフィットする感じがします。

(もしくはすこしひねってみて時間単に動いたりするようでは漏れる可能性大なので注意!)

これで装着完了です★

 

 

カップの交換方法

 

一度カップを入れたら平均で6時間~12時間そのままでも平気です!

尿道を覆いませんからそのまま排尿もできるのでナプキンのように毎回毎回交換する必要もありません。

交換する時は下腹部に力を入れ《いきみ》ます。

そしてカップが下がってきたら指でへこまし隙間を作ります。(密閉してるので空気を入れて出す)

この時にカップから経血がこぼれて服などにつかないように

あらかじめトイレットペーパーなどを片方の手に持ち受け皿にするといいですよ。

慣れない方はハンドルタイプだと指に引っ掛けれますので取り出しやすいと思います。

 

指に引っ掛けたまま抜いてしまうとこぼれるのでタイミングをみて持ち替えてくださいね。

取り出した経血を便器に捨て、軽く洗い装着します。

 

これの繰り返しです。

 

 

月経カップを使用した感想~メリットとデメリット~

 

まず、私は経血の量がとても多いうえに肌も弱いんです。

これまでに布ナプキンなど様々なものを試したこともあります。

どれも続かなかったんですね。

月経カップはナプキンによるムレ、かぶれが一切ないこと。これがかなり快適でした!!!

それはもう感動するほどに。

ナプキンのゴワつき、ナプキンに付着した経血の匂い、立ち上がった時のドロっとでる嫌な感じ。

一切ありません

タンポンも膣に刺さってる感じが苦手で、膣からヒモが出ているのも嫌でした。

排尿時には濡れてしまうし、経血の量が少ないと乾いているので抜くとき痛いんです。

そのストレスから解放されてもうめっちゃ楽でした!

 

 

◆メリット

圧倒的な経済面のコストダウン。どこのメーカーさんでも1つあたり1000~3000円前後します。

しかし月経カップは1つだいたい10年は使えると言われています。

一方ナプキンは38年間でおよそ31万円分消費すると言われています。

1つの値段はもちろんナプキンより高いですが

3000円のカップを替えと計2つ持っていたとしても10年で6000円、

約40年でたったの2万4000円です。

これだけでも私は使用する意味があると感じました。

1回の生理で使うナプキンの平均は20枚だとして年間で240枚。

38年で9000枚になります。

38年分の経血付きナプキンを捨てることを考えると・・・

すっごく地球に良くない気がしてきた。(笑)

そして前述のようにムレかぶれがなく自由に動き回れるということ。

あとこれは個人的なんですが、ドロッとしてるな、とか。黒っぽいな、

とか今月は量が多いとかカップの経血を見て健康チェックなんかしています。

メモリがついてて量の多い2日目なんかは「おぉ・・・」となります。

(ちょっとワインみたい(笑))

 

 

 

◆デメリット

慣れるまで時間がかかります。

今まではナプキンならトイレでペリっと剥がして付け替えるだけなので簡単でしたが、

月経カップは挿入しないといけないのでタンポンに慣れている人はすぐ適応できると思います。

自宅にいる時はいいですが長時間の外出で替えなきゃいけない場合は

経血を捨てた後に再びカップを洗わないといけません。

公衆トイレの場合なら個室に手洗い場がないし、

まさかパンツ下げた状態でドア開けて血の付いたカップを洗うわけにもいきません。

私の場合はトイレに流せるウェットティッシュを携帯しカップの経血を捨てた後

サッと拭いて再び同じカップを装着するか、新しいカップをしていました。

指で膣に触れるので、なんにせよウェットティッシュは持っておいた方が無難です。

ネットではペットボトルのお水を常備し個室で洗う、等の意見もありましたが、

それだと結局ナプキンより荷物増えるじゃん!と思って私はウェットティッシュになりました。

12時間以上の外出はあまりないので自宅に帰ってから外す、がほとんどですね。

 

 

 

無理せず使える時に使う、という選択

 

日本は地震大国ですね、それ以外でも台風、色んな災害があります。

これから起こりうるかもしれない災害時。

ナプキン不足で困ったとSNSなどでも聞いたことがあります。

そんな時でも月経カップに慣れておいて万が一の避難バッグに1つ入れておいてもいいかも知れないです。

またパートナーの家にお泊りに行って使用済のナプキンの処理に困ったことはありませんか?

そんな時でもゴミも出ないしとても便利です。

 

経血の量が多い2~3目はカップから漏れる心配を考えてナプキンやライナーを使ったり、

気分じゃない時や忙しくて時間がかけれない時はカップを使わなくてもいいと思います。

約38年間、月に1回だと考えても456回の生理と付き合うのです。

これからまだまだ生理と付き合わないといけないからこそ、

無理なく、やれる時に。

サティスファイヤーの月経カップは店内にサンプルもあります。

パッと見ただけではわからないし、膣に入れるものなので
ぜひ触って見て欲しいです。
女性スタッフが分かりやすくご説明しますのでご安心下さいね★

 

それでは、今日も読んでくれてありがとうございました!

 

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2020-10-03T19:50:44+00:00 2020/09/08|Categories: ブログ, 柳橋店ブログ|