---【性教育】正しく使おうコンドーム

【性教育】正しく使おうコンドーム

避妊グッズのひとつでもあるコンドームの正しい知識を身につけていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもなぜ付けるのか

 

 

 

 

コンドームは正しく使用することで約85%の避妊効果が得られます。

男性の性器にゴム製などの袋をかぶせて、射精した精液に含まれる精子が女性の腟内から

子宮へと進入するのを防ぐことで避妊をすることができます。

コンドーム=避妊というイメージが強いかもしれませんが粘膜に精液や膣分泌液が接触しないので

自分自身だけでなくパートナーへの性感染を防ぐことができます。

コンドームなしでのセックスでは、 性病・性感染症の感染の危険度が非常に増加します。

性病感染予防の観点から見ても、コンドームの使用が望ましいと言えます。

ただし、相手の性器への接触前から装着していないと、避妊や性感染予防の効果が得られません。

精子(精液)は射精時だけでなく、射精前後にも微量ですがペニスから流れ出ているので注意が必要です。

 

 

 

 

準備

コンドームは自分で買いましょう

ラブホテルにおいてあるものや誰かにもらったものは安心できない場合があります。

ホテルに置いてあるものは安価品が多く使われており、その性能にも疑問があります。

前回の部屋の使用者のイタズラなどで穴が開けられていたりする可能性もないとは言い切れません。

また、自分にあったサイズではない場合もあるので自分にあったサイズを選び購入しましょう。

 

 

 

 

使用期限の確認

実はコンドームにも使用期限があります。箱の裏面やパッケージ等に期限が記載されていることが多いです。

購入から約3年経過したものは安全面や効果の点からも廃棄が推奨されています。

1日で使い切るのは難しいと思いますので保管する場合はパッケージ未開封の状態で保管して

必ず表示されている有効期間または使用期限内に使用してください。

コンドームのそばに防虫剤があると変質する可能性があるので

防虫剤のない場所に、直射日光を避けて保存しましょう。

温度が高い場所も避けるようにしましょう。

コンドームを持ち運ぶ時に、財布に入れる方も多いと思いますが

そのまま入れたりすると財布の出し入れ等で擦れ痛んでしまいます。

ハードケースなど専用のケースに携帯しておくのが良いでしょう。

劣化したら本来の機能が損なわれかねないので、確認を忘れないように。

 

 

 

 

使う前(着ける前)には確認しましょう

気づかないうちに破損や劣化してしまっていたなんてこともありえるので

パッケージが破れていたり、コンドームに穴が空いていないかを確認しましょう

破損していたら効果が激減してしまうことは言うまでもなし。

 

 

 

 

爪は短く切っておきましょう

大前提として女性の肌、膣の中はデリケートなのでセックスするなら爪を切りましょう

また、切っただけの爪は切り口が鋭利なのでヤスリで磨くようにしましょう。

爪が伸びているとコンドームを傷つけてしまうことがありますので、必ず男性の方は爪を切るようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

つけるタイミング

挿入する前につけましょう。

射精する時だけ使用していても、妊娠も性感染症も防ぐことは出来ません。カウパー氏腺液にも精子や病原体が含まれています。

オーラルセックスの場合も同様に、はじめから最後までコンドームを使用しましょう。

以前は性感染症といえば性器に感染していましたが

性病の一部には喉や舌に感染するものあり感染する人も増えています。

一般によくいう「安全日」というものは存在しません妊娠も出産も希望していないなら、常に避妊が必要です。

エイズなど性感染症を予防するためには、途中から使用しても意味がないので、はじめからしっかり装着しましょう。

妊娠を希望する時以外は使用しましょう。

 

 

 

 

つけ方

ペニスが十分勃起していない状態ではうまく装着できないので勃起した状態で装着します。

コンドームには表裏があるので裏返しにすると装着できませんので、向きを確認しましょう

コンドームの先端の細くなった部分のことを精液だめといいます。

ここに空気が残っていると、射精時にコンドームが破裂することがあります。

つける手順は爪を立てないようにしながら精液だめをつまみます。

包皮に余裕がある場合は、ペニスの皮を根元までたぐり寄せておきます。

コンドームをペニスの先端にあて、コンドーム先端の精液溜り(小袋)をつまんで空気が入らないようにし

その状態のまま亀頭部に指で固定する。

コンドームを固定したまま、コンドーム周囲のロール状に巻いてある部分を押し下げます。

また、下に下ろすまで、精液だまりを掴んだ手は離さないようにしましょう。

毛を巻き込まないようにしながら、コンドームを指の腹でゆっくりと巻き下ろしていきます。

ロール状に巻いている部分がペニスの根元まで伸びれば完了です。

コンドームに毛を巻き込むと、コンドームが破損することがあります。なにより痛いですのでご注意を。

 

 

 

 

外し方・捨て方

射精後はすぐに勃起状態がゆるみ元通りの状態になります。時間が経つと外れてしまいます。

射精後直ちにペニスの根元でコンドームを押さえながら、膣や肛門からペニスを抜きます。

精液が入ったコンドームは、精液が漏れないように縛り生ごみに出します。

間違ってもトイレに流さないようにしましょう

また、コンドームを外した後に続けて2回目の性行為を行う場合は、体を洗ってからにしましょう

体に精液等が付着したままだと、性病や妊娠のリスクが高まります。

 

 

 

 

まとめ・注意点

 

 

 

 

  • 袋からだすときはコンドームを傷つけないように

    パッケージの袋を開けるときは、コンドームを片方の端に寄せて反対側の端を破ります。

    その際に袋を開けた切れ端の部分は完全に袋から切り離して下さい。

    中途半端に残してしまうとコンドームを出すときに傷をつけてしまう可能性があります。

 

 

 

 

  • コンドームには表裏がある

    暗い部屋では表裏を間違えることがあるので

    コンドームの端を触っただけで表裏がわかるように練習しておくと安心です。

    もしも裏表を間違えた場合は、裏返すのではなく新しいものに変えるのが得策です。

 

 

 

 

  • 射精後はすみやかに外す

    射精後はすみやかにコンドームの根元を押さえながら

    精液が漏れないように腟や肛門からペニスをゆっくり抜いて下さい。

    使用したコンドームはトイレに流してはいけません。生ゴミとして処理して下さい。

 

 

 

 

  • 破損・着脱時の注意

    コンドームはゴム製品であり、破れたりはずれたりすることが起こります。

    その際には、お互いの体に付いたパートナーの体液を速やかに洗い流すことが必要です。

    男性はペニスを洗うと共に、排尿します。

    女性は速やかに立ち上がり体液を排出し、腟内を洗浄します。

    口腔内に射精を受けた場合は速やかに精液を出しうがいをします。

    直腸内に射精を受けた場合は速やかに浣腸、もしくは排便します。

 

 

 

 

  • コンドーム使用上の注意

    品質のしっかりしたものを使用しましょう。

    JISマーク のついた品質の保証されたものを使用し、使用期限を守って下さい。

    古くなったコンドームは破れやすくなります。

    材料の天然ラテックスゴムやゼリーが原因で

    ペニス、腟、肛門などにかぶれやかゆみなどが出ることがあります。

    その場合は、ポリウレタン製のコンドームに変更したり

    他の種類のゼリーを使用したものに変えてみて下さい。

    コンドームの種類によってはベビーオイル、ハンドクリームなどの

    油分がコンドームに付着すると劣化して破れる恐れがありますので

    油分を付けないように気を付けましょう。

    コンドームはセックス1 回につき1 個限りの使用です。

    その都度新しいものを使用して下さい。

 

 

 

 

当店2Fにてコンドーム各種販売中です!是非一度ご来店くださいませ。

ツイッター▶https://twitter.com/pink_zaurus1gou

 

 

 

 

2021-07-23T16:41:26+00:00 2021/07/19|Categories: ブログ, 則武店ブログ|